はこだて未来大学の美馬のゆり先生による教育講演会を実施しました。


美馬先生は、公立はこだて未来大学および日本科学未来館の設立計画策定に携わられた先生で、現在ははこだて未来大学の教授をされています。
今年度より、本校の学習アドバイザーとして教職員向け講演や生徒向けの講演会に携わっていただいています。
※略歴についてはメインページ《「美馬のゆり先生と柴田哲彦校長との対談」》でも紹介しています。


講演をいただくにあたり、美馬先生の著書「AIの時代を生きる」を読み、どのような内容だったかをまとめて紹介するポスターを作成しました。
本の内容を深く理解するとともに、生じた疑問を美馬先生に直接伺います（講演会後半）。


講演会では、変化の激しい社会を生き抜くため、どのような力が必要とされているか、どう生きていくかということをお話いただきました。
美馬先生から改めて自己調整学習についてご説明をいただき、どのように学びを調整していくのか、どのような考え方が必要なのかを整理することができました。
また、学び続ける力を持つこと、チャンスが来たらまず取り組んでみることをお話いただき、日々の過ごし方について刺激をいただきました。
すべてを最初からできるわけではありませんが、できることから取り組み、《学び続けるLEARNER》になっていきます。


講演会後半では、「AIの時代を生きる」を読んだ上で出てきた質問を、美馬先生に直接伺いました。
「買い物の内容から職業までAIにオススメされて、AIに主導権を握られるような時代が来ると思われるが、その中でどう生きていくか」
「AIに心はあるか（心の定義とは）」
「AIに仕事が奪われると言われているが、その中で人にしかできない仕事とは」
等の質問を行い、自分なりの意見を述べた上で意見を頂戴しました。
これからの時代をどう生きるか、これからどう時代が変化していくかということについて、生徒一人ひとりが考えるきっかけになったことと思います。