【生徒理科研究発表会とは】


品川翔英中学校・高等学校理科部は2/24(木)に生徒理科研究発表会に参加しました。
生徒理科研究発表会とは、東京都にある私立中学校・高等学校に通う生徒たちによる理科の研究発表会で今年の開催で62年目を迎える伝統ある発表会です。
理科部の部員たちはこの大会で発表を行うことを最終目標に、1年間各々が掲げたテーマについての研究と研究報告書の作成、発表練習を行います。

【研究テーマ】
本校の理科部からは部長の末廣瑠来さんが率いる研究チームが口頭発表を行いました。末廣さん達の行った発表テーマは「エタノールを用いたペーパークロマトグラフィー」というテーマで、ペーパークロマトグラフィーと呼ばれる毛細血管現象を利用した実験について、展開液の濃度やフィルターの素材を変えてどのように実験結果が変わるのかという内容です。
人 数の関係で全研究チームが口頭発表をできたわけではありませんが、末廣さん以外のチームも「食塩の結晶の透明度を上げるには」「植物の灰からガラスをつくる」「虹色の花を作る」「DNA抽出実験」などユニークなテーマで誌上発表を行いました。

【発表当日】
当日は口頭発表チームを始め、全研究チームが発表会に参加し、他校の研究発表を熱心に聴いていました。他校の発表中にメモを取って聞く部員も多くみられ、会が終わった後に振り返りを行うと、「自分たちと同じ学年の人が、自分たちでは思いつかないような研究をしていて凄かった」「来年の研究にむけて気持ちが高まった」などと良い刺激をもらっているようでした。

また、口頭発表チームと誌上発表チームには理科研究発表会での発表功績を称える賞状が授与されました。5 年生は受験勉強の為、研究は今回で終了となりますが、中高一貫生達は来年の発表に向けて研究を続けて行きます。