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出題の意図を読み解き、学びへ還元する本校の教員研修

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8月22日(金)、本校では全教員を対象に教員研修を実施しました。今回は、大学入試の過去問題を用いて出題意図を分析し、その構成や求められる力、さらには他大学との比較まで徹底的に研究しました。授業デザイン、進路指導の見直しにつながる、実践的で即効性のある学びの場となりました。

まずは難関大学の入試問題を題材に、大学が求める学力を読み解くワークを実施。知識の再生にとどまらず、思考・判断・表現を促す問いの条件設定などに注目し、研修を通じて得られた気づきや学びを、各教科から発表しました。日々の授業や課題づくり、テスト問題、さらには本校独自の入試問題作成にも生かしていきます。

本日の研修は受験教科に限らず、芸術科やINNOMAG(図書司書)に加え、系列小学校の教員や事務職員、広報専属担当者も参加しました。分野を越えた視点を持ち寄り、教科横断的な相互対話を通じて、「分かる・できる」だけでなく「学力が定着する」「学びたくなる」授業づくりをめざしています。

さらに本校では、国内外での研修も継続的に実施しています。アジア、そして世界の教育動向の中で日本の立ち位置を捉え直し、学校説明会でもお伝えしている「2050年を見据えた教育」を、現場での実践へとつなげています。得られた知見はPDCAサイクルを回しながら、日々の学校生活に着実に反映しています。

本校は「研修あっての私学教員」という考えのもと、年間を通じて多くの研修を実施しています。教員一人ひとりが「学び続けるLEARNERS」として成長することで、生徒の学びもまた豊かになります。今後も研修の様子や授業改善の取り組みを、本ブログで継続的に発信してまいります。