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中学校入試体験会を実施しました

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― 「ここなら伸びる」と感じていただける一日を目指して ―

中学入試本番まで残り2か月を切り、受験生の皆さんもいよいよ最終モードに入りつつあります。
そうした緊張感高まる時期に、本校では中学校入試体験会を実施しました。会場は昨年を大きく上回る受験生と保護者の皆様でいっぱいになり、「この学校で学んでみたい」という期待の高まりを肌で感じる一日となりました。

受験生にとっては、当日の流れを実際に体感する“リハーサル”であり、「本番で自分の力を出し切るための準備の場」です。問題に向き合う真剣な表情の中にも、「ここで頑張りたい」という意志の強さが感じられました。

私たち教員にとっても、この体験会は単なるイベントではありません。
試験後の「解説」は、各教科の“伝える力”と“見せ方”をとことん磨く場でもあります。何日も前からスライドの1枚1枚を見直し、画面上の文章量や配置を細かく調整しながら、「どの順番で示せばより分かりやすく伝わるか」「どのような言葉なら小学生に届くか」を検討し、本番直前まで調整を重ねました。解説を担当しない教員もリハーサルに立ち会い、互いに意見を出し合いながら技術を学び合う姿が見られました。

こうした準備は、入試体験会のためだけのものではありません。
分かりやすく、興味を引き出し、子どもたちの「もっと知りたい」という気持ちに火をつける授業づくりは、本校の日々の授業そのものです。今回の練習や振り返りは、そのまま教室に持ち帰られ、在校生はもちろん、来年度入学される皆さんにも還元されていきます。

 

解説の時間、受験生・保護者はうなずきながらメモを取り、時には笑顔を見せながら話に聞き入っていました。
終了後には、
「入学後の授業のイメージがわいた」
「ここで勉強したら、できることが増えていきそうだと感じました」
といった声を受験生・保護者の皆様からいただきました。

本校が大切にしているのは、点数を上げることだけではなく、「学び続ける力」そして「分かる喜び」を育てることです。
今回の入試体験会が、皆様にとって「この学校なら、子どもの可能性を伸ばしてくれそうだ」と感じていただけるきっかけとなっていれば、これほど嬉しいことはありません。

ご参加くださった受験生・保護者の皆様、本当にありがとうございました。
皆さんと、次は“入学後の教室”でお会いできる日を、教職員一同、心より楽しみにしております。