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中学受験生、保護者の方へ

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寒くなると、果物は甘くなります。

寒さから身を守るために、果物は実の中のでんぷんを糖に変えていきます。

その結果、果物は少しずつ甘くなっていきます。

 

厳しい環境の中だからこそ、見えないところで力をたくわえ、やがて実りのときを迎えます。

 

厳しい寒さとともに訪れる中学入試。

この日を目標に、12歳の小学校6年生が、

これまで経験したことのない不安を感じ、緊張で押しつぶされそうになりながらも、必死に自分と向き合っています。

 

外部の相談会で多くの学校を見学し、

さまざまな学校の説明会に足を運び、自分に合う1校を見つけて来たことと思います。

そして、土日を問わず何度も模擬試験を受けてきました。

学校が終われば、夜遅くまで学習塾に通い、遊びたい時間や、ゲームをしたい気持ちを抑え、努力を重ねてきた受験生も少なくありません。

 

そして、そのそばには、送り迎えをし、食事を整え、入浴の準備をしながら、毎日の生活を支え続けてきた保護者や家族の姿があります。

受験生の数だけ、それぞれの思いを胸に、2月1日を迎えようとしています。

 

その姿を見るたびに、大切な生徒をお預かりする以上、私たちもまた、強い責任と覚悟を持って向き合わなければならないと感じます。

 

本校では毎年、高校3年生を大学受験へ送り出しています。だからこそ、挑戦の先にある不安や緊張、そして「送り出す側」の思いも、痛いほど分かります。

 

月が少しずつ満ちていくように、人もまた、時間をかけて、ゆっくりと成長していきます。

人生の中では、このような挑戦が、形を変えながら何度も訪れます。

そのたびに乗り越えていける強さを、学力だけでなく、一人の人間として成長していく力とともに育てていくために。

 

6年後、10年後、20年後に、

「あぁ、ここに来てよかった」と思ってもらえるように、試験の点数だけではなく、これまで過ごしてきた時間すべてを受け止めながら、受験生一人ひとりに寄り添っていきます。

 

がんばれ、受験生。