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シリーズ企画 FIRE – Future Inspired Reflective Encounters –

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授業・学び

第3回 堀場英雄先生(『一生食える「強み」のつくり方』著者)

「人と違う一歩が強みになる ― FIRE第3回」

9月8日、本校でシリーズ企画「FIRE」の第3回が行われました。ゲストは『一生食える「強み」のつくり方』の著者、堀場英雄先生です。講演では「ものの捉え方で全てが変わる」「人と同じステップではなく、人と違うステップで前に進むことが差別化につながる」と語られました。さらに「今の時代に合った掛け算をして、レア人材になることが大切だ」と話され、生徒たちは自分の可能性をどう広げるかを真剣に考えるきっかけを得ました。

先生はまた「心が折れそうになっても道を切り開く。自分の軸を持ち、状況に応じて設定バーを上げ下げできると自由になれる」と伝えました。人の言葉に惑わされず「レッテルは自分で決める」という言葉には、多くの生徒がうなずきながら耳を傾けていました。加えて「勉強だけをしていても勝てない。自分の興味のあることを一つでも深掘りする経験が強みになる」とのメッセージは、学びの本質を問い直すものでした。さらに「諦め方も大事。判断することが人生を前に進める」という言葉も印象的で、挑戦と選択の両方が大切であることを学びました。

 

後半のワークショップでは「失敗って何だろう?」をテーマに、失敗の短冊を大胆に破り、夢の短冊を宣言するなど、目的を明確にすることの大切さを実体験させていただきました。先生は「失敗は強みを育てる一歩」と結び、生徒たちの思考を丁寧に受け止めてくださいました。

ファシリテーターのだいまりこさんは、「若いときには知らなかったことを知り、苦しいときの救いの一言を見つけてほしい。世界の広さを知るチャンスでもあります。このシリーズを通して、生徒の成長が楽しみです」とコメントしてくださいました。

シリーズ「FIRE」は今後も、生徒の挑戦心と探究心を育む場として展開していきます。

≪生徒談≫
・進学へのモチベーションが高まり、勉強への意欲が増した。世界がキャンパスであると感じた。(高2)
・失敗の紙を破った時に悩みは吹き飛び、夢の紙を宣言した時には前を向き、宣言できた自分が誇らしかった。自分の目標がはっきりした。(中1)