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Japan Mobility Show 2025で未来のモビリティを学ぶ
授業・学び
― 中学生の探究学習レポート ―
品川翔英中学校では、2050年の社会を見据え、「学び続けるLEARNER」の育成を教育の目的とし、さまざまな探究活動を展開しております。
11月には中学生が東京ビッグサイトで開催された「Japan Mobility Show 2025」を訪問いたしました。
事前学習として、10年後に実現が見込まれるモビリティの姿について予想を立てたうえで、当日の見学に臨みました。空飛ぶクルマや電動車いすなど、未来を感じさせる多様な乗り物が生徒たちから挙げられました。
会場では、「未来のモビリティ社会の創造」をテーマに、自動車にとどまらず、幅広い分野の企業や団体が出展するモビリティの最前線に触れることができました。生徒たちは、その多様性や革新性に触れ、大きな驚きと期待を抱いている様子が見られました。
また、「Tokyo Future Tour 2035」ブースでは、現在の中学生が社会の中心で活躍するであろう10年後の未来を題材に、すでに社会実装されている技術や、今後実現が期待される未来の暮らしを直接体験することができました。
さらに、本展示会は1954年の「全日本自動車ショウ」から続く伝統ある自動車見本市でもあり、過去の名車やコンセプトカー、試作車などの展示を通して、技術の進化と歴史を肌で感じる貴重な機会となりました。
広大な会場に圧倒されながらも、生徒たちは、これまで蓄積されてきた技術への敬意を深めるとともに、「ワクワクする未来を、探しに行こう!」というコンセプトを存分に体感する一日となりました。
事後学習では、「10年後の世界で、これらのモビリティがどのように活用されるのか」について意見を出し合い、技術革新だけでなく、人々の生活をより便利にしたいという技術者の思いにも目を向けながら振り返りを行いました。
「自分の好きなこと、得意なこと、社会から求められるもの」この3つが重なったところに将来の仕事や学びのテーマがあることを意識しながら、生徒たちは今回の経験を自分のキャリアへとつなげて考え始めています。