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新たな一歩を踏み出す始業式 ― 自分の可能性に火を灯すために ―

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学校⽣活

新年度の始まりとなる始業式が行われました。集まった生徒たちは、新しい学年への期待と少しの緊張を胸に、静かに式に臨んでいました。

校長講話では、まず「平均年収の高い大学トップ30」という話題が取り上げられました。数値として示される進路の一つの指標として触れながら、同時に現実の社会にある1つの枠組み」であるという点が強調されました。進学先の名前や数字だけにとらわれるのではなく、その過程で何を身につけるのかが重要であるというメッセージが、生徒たちに静かに伝えられました。

続いて、「多重知能理論」の観点から、人の能力は一つではなく、言語的能力、論理的思考力、身体的感覚、対人関係力など、さまざまな形で存在していることが紹介されました。学力テストの点数だけでは測れない一人ひとりの強みがあるという話に、多くの生徒が自分自身を見つめ直すきっかけを得た様子でした。自分の得意なことを伸ばし、まだ気づいていない力にも目を向けることの大切さが語られました。

さらに講話は、「人は何のために生きるのか」という根源的な問いへと広がりました。この問いに対する答えは一つではなく、それぞれが考え続けていくべきものであるとしながらも、「目的を持つことで人は強くなる」という言葉が印象的に語られました。明確な目標や志を持つことで、困難に直面しても前に進む力が生まれるという経験に基づく話に、生徒たちは真剣に耳を傾けていました。

最後に、「自分の中に燻っている火種を燃やしてほしい」というメッセージが送られました。誰の中にも、小さくても確かな可能性や情熱の種があり、それに気づき、育てていくことがこれからの学校生活において大切であるという呼びかけでした。その火種を大きく育てるかどうかは、自分自身の意志と行動にかかっているという言葉が、強く心に残る締めくくりとなりました。

新しい一年のスタートにあたり、生徒一人ひとりが自分自身の可能性と向き合い、それぞれの目標に向かって歩みを進めていくことが期待されます。本年度も、日々の学びや経験を通して大きく成長していくことを願っています。