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「自由研究フェスタ2026 in 東京」に理科部が出展しました
~4000本のストローが架けた橋~
8月6日(木)、東京都立産業貿易センターで開催された「自由研究フェスタ2026 in 東京」に、本校理科部の生徒3名と教員2名が出展しました。
「みぢかなもので橋をつくろう!」
私たちが用意したのは、「みぢかなもので橋をつくろう!」というワークショップです。橋がなぜ重い荷重に耐えられるのか。トラス構造をはじめとするアーチ構造やさまざまなしくみを一緒に学んだうえで、ストローとクリップを使って実際に橋を組み立てました。1日4回のローテーションで、約80組のお子さまとご家族をお迎えしました。
参加してくださったのは主に小学校低学年のお子さまです。ハサミの使い方から部材のつなぎ方まで、生徒たちは一人ひとりの隣にしゃがみ込み、手取り足取り伝えていました。「小さな子に教えるのがとても楽しかった」終了後、生徒たちはそう口をそろえていました。
教える側が、いちばん成長した一日
引率した教員が印象に残ったのは、生徒たちの変化の速さでした。
中学2年生は、回を重ねるごとに「次に何が必要になるか」を自分で予測し、指示を待たずに動けるようになっていきました。材料を先回りして補充する、次の組を迎える準備を整える。一巡ごとに、段取りが確実によくなっていったといいます。
高校2年生は、教員が気づいていない細かな点にまで目を配り、お子さまだけでなく、見学にいらした保護者の方々にも自然に声をかけていました。気配り、目配り、心配り。日ごろの部活動ではなかなか見ることのできない一面を、教員は目の当たりにすることになりました。
人に教えるという経験は、自分が本当に理解できているかを映す鏡でもあります。「わかっている」と「伝えられる」の間にある距離を、生徒たちはこの一日で確かに縮めていました。
見えないところにある準備
当日を支えたのは、地道な準備でした。いちばん骨が折れたのは、材料のセット組みです。ストロー4000本と、その倍以上のクリップ。小学生が迷わず、スムーズに橋づくりに取りかかれるよう、必要な数を数え、組ごとに分け、袋に詰めていく——その繰り返しでした。
華やかな本番の裏側には、必ず誰かの見えない手仕事があります。それを自分たちの手で担ったことも、生徒たちにとって大きな学びだったはずです。
学びを、誰かのために
当日はNHKの取材も入り、ほんの少しではありますが、本校の活動の様子を取り上げていただきました。生徒たちにとっては大きな励みとなったようです。
理科部が日ごろ積み重ねてきた学びが、この日、地域の小さな探究者たちの「おもしろい!」につながりました。自分の学んだことを、誰かのために使う。その手ごたえを知った生徒たちが、これからどんな橋を架けていくのか——楽しみでなりません。
理科部の活動を、今後も応援していただけますと幸いです。