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第15回FIREを実施ー夢と睡眠の心理学ー
学び・授業
9月8日、本校では東洋大学の松田英子先生をお迎えし、第15回FIREを実施しました。今回のテーマは「夢と睡眠の心理学」です。心理学に関心をもつ生徒も多く、会場にはたくさんの生徒が集まりました。
講演では、心理学の成り立ちから、睡眠のリズムや夢の種類、睡眠負債が健康に及ぼす影響、悪夢の特徴と対策など、身近な「睡眠」と「夢」を切り口に、幅広い内容が紹介されました。
特に印象的だったのは、「よく眠ることも、学びの一部である」という考え方です。睡眠は心と体を整えるだけでなく、学んだことや経験したことを自分の中に残すためにも重要な時間です。よく勉強した日、運動でよいプレーができた日、新しいことに挑戦した日こそ、しっかり眠ることが大切だというお話に、生徒たちも耳を傾けていました。
講演後の質疑応答では、「金縛りはなぜ起こるのか」「夢を記録することにはどのような意味があるのか」「正夢のように感じる体験は本当にあるのか」など、生徒たちから多くの質問が寄せられました。松田先生は一つひとつに心理学の視点から丁寧に答えてくださり、日常の「なぜ?」を学問につなげる貴重な時間となりました。
生徒からは、
「夢を見る理屈、原理がわかった。」
「睡眠が生活の中でどれだけ大切なのかを学べた。」
「自分が興味のある心理学と、普段当たり前のようにしている睡眠がこんなにつながっているんだと感じて楽しかった。」
といった感想が寄せられました。講演の最後に紹介された「明晰夢」にも大きな関心が集まり、身近な「夢」が研究の対象となっていることに驚いた生徒も多かったようです。
開催後、松田先生からは、
「生徒さんたちは熱心で、自分の頭で考える習慣がついていて、とても頼もしく感じました。」
というお言葉をいただきました。
生徒たちが自分の経験と結びつけて考え、疑問をもち、専門家に直接問いかける姿は、本校が大切にしている「学び続ける力」そのものです。
今回のFIREは、睡眠や夢という身近な体験を入り口に、心理学という学問の世界に触れる機会となりました。普段何気なく過ごしている時間の中にも、学問につながる「なぜ?」があります。その問いを見つけ、深めていくことの面白さを、生徒たちは実感することができました。