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国立科学博物館・東京国立博物館を訪問
学び・授業
10月14日のLT(LEARNER’S TIME)の時間に、1年生の生徒たちが上野にある国立科学博物館と東京国立博物館を訪れました。本校では、LTを通して教科の枠を越えた学びに触れ、自ら課題を見つけて解決する力を育んでいます。身の回りの事象に目を向け、「なぜだろう」「もっと知りたい」という好奇心を大切にし、自分なりの関心を学びにつなげることを目指しています。
国立科学博物館で広げる知的好奇心
今回の校外学習に向けて、まずは国立科学博物館の公式ウェブサイトで公開されているVRコンテンツを活用し、館内の展示について事前に調べました。その中から興味を持った展示を選び、見学したい理由や疑問を整理しました。さらに、班の中で一人ひとりが選んだ展示とその理由を発表し合い、互いの関心を共有しながら、全員が希望する展示を見学できるよう計画を立てました。
当日は、事前学習で得た情報を手掛かりに、日本館・地球館の展示を巡りました。VRで見た展示を実際の標本や資料と見比べ、画面上では気付かなかった特徴を発見したり、事前に抱いた疑問の答えを探したりする姿が見られました。また、観察して分かったことや新たに気になったことをメモに残し、実物に触れることで得られる発見を記録しました。
今回の学習では、事前の情報収集から実物の観察、発見したことの記録までを一連の活動として取り組みました。あらかじめ目的を持って見学することで、展示をただ眺めるのではなく、自分の関心に沿って情報を捉え、考えを深めることができました。
国立科学博物館での経験が、自然や生命、地球の歴史、科学技術などへの関心を広げるとともに、身近な事象から新たな疑問を見つけ、自ら学び続ける姿勢を育むきっかけとなることを期待しています。
東京国立博物館で深める歴史と文化への学び
東京国立博物館では、貴重な文化財や美術作品の鑑賞を通して、日本や東洋の歴史・文化について学びを深めました。
初めて訪れる生徒が大半であり、広大な敷地や歴史を感じさせる建物の迫力に驚く姿が見られました。館内には多種多様な作品が展示されており、教科書で得た知識を実物と結びつけながら、歴史や文化をより具体的に捉える機会となりました。
なかでも、多くの生徒が足を運んだのが、特別展「歌川広重 江戸のベストアングル」です。教科書でも馴染みのある作品を実際に鑑賞し、色彩や構図、細部の表現に注目することで、作品の魅力を新たな視点から発見しました。実物だからこそ伝わる迫力を感じながら、芸術作品への理解を深めました。
また、土偶や刀剣、日本や東洋の考古資料など、数多くの文化財を間近で鑑賞しました。作品の形状や技術、時代背景に目を向けることで、当時の人々の暮らしや価値観を想像し、文化が育まれてきた歴史について考えるきっかけとなりました。
さらに、館内を訪れる外国人観光客の多さにも驚いた様子でした。日本の文化財が世界の人々の関心を集めていることを実感し、自国の文化を改めて見つめ直すとともに、国際的な視野を広げる機会にもなりました。
今回の校外学習を通して、生徒たちは科学や自然、歴史、文化など、異なる分野への関心を広げ、実物を観察することで新たな発見や気づきを得ました。また、事前に立てた問いをもとに見学し、自分なりに考えを深める経験は、主体的に学ぶ姿勢を育むことにもつながります。今後も、こうした教室の外での学びを日々の学習と結びつけながら、生徒一人ひとりが自らの興味・関心を起点に問いを見つけ、学びを深めていくことを期待しています。