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中学校説明会を実施しました
貢献
10月17日(土)、中学校の学校説明会を実施しました。今回も、多くの生徒会運営部の生徒が自主的に参加し、受験生の誘導、受付、会場内での座席案内を担当。さらに、「教育の特長」の説明や施設見学での案内・質問対応にも取り組み、説明会を支えました。
校長からは、2050年の社会を見据え、そこから逆算して今何をすべきかを考えるバックキャスティングの視点とともに、3つの新しい常識として教育の「3大パラダイムシフト」について説明しました。
1つめは、学習方法の転換です。「理解してから暗記する」のではなく、まずは知識をジグソーパズルのピースのように集め、8割程度覚えたら次に進むことが大切。学習を重ねるうちに、ばらばらだった知識がつながり、物語の伏線が回収されるように理解が一気に深まる「アハ体験」が生まれ、そこから理解が急速に深まっていきます。真面目に取り組んでいるのに成果が上がらず、学習意欲が低下してしまうことを防ぐためにも、学び方そのものを変えていく必要があると語りました。
2つめは、規律の捉え方です。規律は統制と圧力としての鎖ではなく、将来、大切な人とともに社会で活躍するための「足場」をつくるものとして規律を捉えています。卒業時には、その足場という発射台から生徒たちが自ら飛び立ち、「好きなこと」「得意なこと」と「社会から必要とされること」が重なる分野で活躍できるよう、支えていきたいと話しました。
3つめは、人の能力を一つの物差しだけで測らないということです。人には8つの知能があり、これを多重知能理論といいます。偏差値に表れるのは言語・語学的知能と論理・数学的知能の2つだけにすぎません。それら8つの知能は後天的に伸ばすことができ、好きなことや得意なことへの興味・関心を出発点に、さまざまな経験を積み重ねることで、ほかの知能も伸びていきます。一人ひとりの多様な能力に目を向け、それぞれの強みを伸ばしていくことが重要だと強調しました。
最後に、品川翔英では、生徒たちに妥協なく高い水準を求める一方で、心理的安全性と優しさを大切にし、教員が生徒に伴走しながら未来をつくっていくことを目指していると説明しました。教員が一丸となって研修会を重ね、学校全体で生徒を支える体制を築きながら、一人ひとりが経済的・精神的・社会的に自立し、明るく豊かに生きていけるよう、6年間を通して育んでいきたいという思いを述べました。
「教育の特長」の説明では、ファシリテーター1名と質問に答える生徒3名が登壇する予定でしたが、そのうち1名が体調不良で参加できなくなりました。そこで、朝の打ち合わせで役割を調整し、ほかの生徒が予定になかった説明をアドリブで担当することになりました。
「ここは僕が話します」「ここから次の話題は私から〇〇さんへこうつなぎます」と互いに声を掛け合い、説明の流れを確認する生徒たち。本番でも臨機応変に対応し、見事に説明をやり遂げました。予期せぬ出来事を乗り越えた経験は、自ら考えて行動する力や、仲間と支え合うことの大切さを学ぶ機会になったことと思います。
説明会終了後、生徒たちは振り返りを実施しました。ある生徒は、「いつものような施設の使い勝手や部活動についての質問よりも、『他の学校と比べてどうですか?』『この学校の強みは何ですか?』といった、深く考えさせられる質問が多かったです。答えるのが難しい部分もありましたが、なんとか自分の考えを伝えられてよかったです」と話していました。さらに、品川翔英の強みについて、「教科書に載っていることだけを学ぶのではなく、自分の選択肢や可能性を広げられるところだと思っています」と語りました。
別の生徒は、「今日は滑舌を意識して話していたのですが、気づいたら声が小さくなってしまいました。もしまた話す機会があれば、声の大きさにも気をつけて頑張りたいです」と、次回に向けた課題を挙げていました。
校長からは、自主的に説明会の運営に取り組む生徒たちへの感謝とともに、中学・高校時代にさまざまな経験を積み、仲間と切磋琢磨しながら成長してほしいとのメッセージが送られました。そして、将来、社会の中で自信を持って活躍し、明るく楽しい社会人生活を送ってくれることへの期待が語られました。
今回の説明会では、生徒たちが自分たちの言葉で学校の魅力を伝えるとともに、臨機応変に対応する姿も見られました。
ご来校いただいた受験生・保護者の皆さま、誠にありがとうございました。教職員・生徒一同、皆さまとまたお会いできることを心よりお待ちしております。