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進路を考えるということ ― 講演会を通して学んだ、これからの学び

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進路

2月16日(月)に6年生を対象に、将来の進路や学びの在り方について考える、株式会社マイナビ様による講演会を実施いたしました。本講演は、就職に関する幅広い情報を発信しているマイナビ様の調査データや企業の視点をもとに構成され、生徒一人ひとりが自身の将来について考える契機となる内容でした。

講演ではまず、「進路には一つの正解があるわけではない」という考え方が語られました。進路を単に選択肢の中から決めるものとして捉えるのではなく、これまでの経験を振り返り、今後の社会や未来を見据える中で、自分自身の在り方を考えていくプロセスこそが重要であることが強調されました。

続いて、現在の社会情勢や就職環境について、有効求人倍率や大学卒業後の就職率といった客観的なデータをもとに説明が行われました。その上で、企業が重視している力として「社会人基礎力」が取り上げられ、主体性、実行力、課題発見力、傾聴力、柔軟性などが、変化の激しい現代社会において不可欠な資質であることが述べられました。特に、知識の量よりも、情報を整理・分析し、自ら考えて行動に移す力「考動力」の重要性を説かれました。

また、「ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)」に関する説明では、特別な成果や目に見える実績のみが評価の対象となるのではなく、日々の学習や活動に真摯に向き合い、試行錯誤を重ねてきた過程そのものが重視されることが紹介されました。日常の小さな挑戦の積み重ねが、将来、自らの言葉で語ることのできる経験につながる点は、生徒たちにとって大きな学びとなりました。

講演のまとめとして、納得のいく進路選択を行うためには、「自己理解」と「業界理解」の双方を深めることが不可欠であると述べられました。他者の意見に流されるのではなく、自ら考え、自らの言葉で説明できる選択を積み重ねていく姿勢の重要性が、生徒たちに強く伝えられました。

本講演は、生徒が将来を見据えると同時に、現在の学びや日常の過ごし方を見つめ直す貴重な機会となりました。大学や専門学校への進学は、決してゴールではありません。進学先が決まりつつあるこの時期だからこそ、次の段階を見据え、今の自分に何が求められているのかを主体的に考えることが重要となります。生徒たちは現在、日々の学習や探究活動、学校生活のさまざまな場面において、自ら課題を意識しながら真剣に取り組んでいます。

本校では、こうした生徒一人ひとりの姿勢を大切にしながら、進学が決定した後の期間においても、生徒が安心して次のステージへ進めるよう、学習面・進路面の両面から継続的な支援を行っています。そして自己の進路を切り拓いていけるよう、教育活動の充実に努めてまいります。