TOPICS
トピックス
東京都現代美術館を訪問― 実物との出会いから「気づき」を深める ―
学び・授業
7月14日、中学1年生の「LEARNER’S TIME」において、校外学習の一環として東京都現代美術館を訪問いたしました。
今回の校外学習は、夏休み中の活動や体験、読書を通して「自分が何に心を動かされたのか」を記録する課題に向けた、学びの一環と位置づけられます。事前のLTでは、公式サイトやフロアマップを調べながら、現地で何を見て、どのようなことを確かめたいかを一人ひとりが考え、それぞれの仮説を立てました。
当日は、事前に立てた仮説を手がかりとしながら、作品の色や形、大きさ、展示空間のつくりに目を向け、気づきや印象を丁寧に記録していきます。広い館内では、目的の作品にたどり着くまでに地図を見直す場面も見られましたが、こうした過程こそ、生徒たちが自ら見学の道筋を考える貴重な時間となっています。
実物を前にすると、作品の大きさや空間がもたらす迫力は、事前の想像を大きく超えるものだったようです。画面上で見る作品と、実際に対面したときの印象との違いに驚きながら、生徒たちは作品をじっくりと見つめる姿を見せていました。
「エリック・カール展 はじまりは、はらぺこあおむし」では、幼い頃に読み聞かせてもらった記憶を思い出す生徒も少なくありません。親しみのある作品と改めて向き合う中で、絵の迫力や表現の工夫に驚くとともに、作者や作品の背景へと関心を広げていく姿も見られました。
事前に抱いた予想と、実物から受け取った印象との違いを言葉にすることは、自分が何に心を動かされたのかを知るための大切な手がかりとなります。今回経験した「見通しを立てる・実際に見る・記録する・振り返る」という学びの流れを、今後の活動にも活かしてほしいと願っています。